良い絵本と子育て

絵本を通して少しでも育児のお役にたつことを願っています。

日本の昔話や神話の絵本の読み聞かせをおすすめする理由

最近の絵本は園にも図書館にも書店にも並んでおり、よく見掛けるため手に取る機会も多いと思います。

子供受けする楽しい絵本が多いのも事実ですし、それはそれで親子で楽しめる大切なコミュニケーションツールの1つにはなると思います。

 

楽しいと言うことは、

一見良い物の様に思われがちです。

 

しかし、、、

 

違った見方をすると、

見えていなかった(見たくなかった)側面が見えてくることもあります。

 

まず、例え話として、、、

 

中身はないけど楽しい絵本=アイスやお菓子だとします。

 

すると、どうでしょう。

 

アイスやお菓子ばかり与えられた人がちゃんと身体の成長や健康を保っていられると思いますか???

 

恐らくそう思う人は皆無でしょう。

きっと、いつか体を壊してしまうはずです。

 

生きていく上で人は主食や主菜や副菜をバランスよく摂取することが大切な事の様に、絵本にもバランスが必要です。

 

そんなこと言われても、じゃぁ、一体どうしたらいいの???

 

そこで、、、

 

まず必要不可欠でエネルギーになる主食は絵本で言うと一体何なのか???と、考えます。

( 既に題名でネタバレしておりますがご勘弁を…(;^_^a )



すると、それは、、、

 

“日本の神話と昔話”の絵本が主食になります。




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主食のお米=日本の神話と昔話の絵本が基本と、言っても過言ではありません。

パンや麺=外国の昔話の絵本とします。

(外国の昔話や童話の絵本も沢山良い物があるので、こちらはまたのちほどご紹介させて頂きたいと思っております。)

 

なぜなら、、、

 

赤ちゃんのころ、ほとんどの人が始めて食べる離乳食って日本のお米(お粥)だったはずです。それも日本では今も、昔も、ずーっと変わらないことなんです。

 

古代から今までずっと大切に受け継がれているお米が我々日本人の体に合っているように、日本の神話や昔話の絵本も同様に古代から今までずっと大切に語り継がれ今も読み継がれており、ごく自然になじむのは、当然なはずなんです。

 

それに、、、

 

せっかくこの国に生まれたからには自分達の住んでいる国の事について知っていた方が良いに決まっていますし、幼い頃から良質な絵本を通して“日本の神話や昔話”に触れておくことでこの先の長い人生を生きていく上での知恵や、ヒントや、目には見えないけれど何処かで必ず力になってくれるはずです。

 

そして、、、

 

先人達の叡智が沢山詰まった神話や昔話を通して何より日本人として誇らしく育ってくれるきっかけにもなり、自己肯定感も高まることでしょう。

 

「昔話や神話なんて地味でよく分からないし、つまらない!」なんて、思わないで下さいね。

案外大人が勝手に決めつけてるだけで、実は子供にとってはとても新鮮なお話しだったりもしますから。

それに、子供自身も話をちゃんと理解し、面白さが分かってしまいさえすれば、とことんはまりやすい絵本が多いのも“神話や昔話”の絵本の凄いところです。

 

初めて読んだときには気が付かなかったことが、子供の成長により二度、三度、と読んだときに新たな発見!をする事も出来るので観察力が高まり、思考深くもなります。神話や昔話の絵本は、何度も読んで欲しい!と、我が家でも子供から実際に言われることが多いですし、神話や昔話に限らず本当に良い絵本は子供自らが何度も何度も読み聞かせて欲しい!と、言ってくることが多いです。そのような絵本は、いずれお子さんが自ら読むきっかけにもなってくれますし、自ら読む癖がつけば国語力や読解力も自然と高めることに繋がります。

 

なので、、、

 

特に読まれることがどんどん減りつつある日本の昔話の絵本や、最近はほぼほぼ見掛けなくなりつつある日本の神話の絵本なんかを中心によく読んであげるのが、今やこれからの日本を生きていくお子さんにとっては最も重要になってくることでしょう。

 

それに、、、

 

ジャンキーな絵本が読まれることが多い昨今、良質な昔話や神話の絵本を読むことによって偏りもなくなり、バランスも良くなることでしょう。

 

しかし、、、

 

何でもかんでもとにかく沢山与えとけば良いとは思っておらず、それぞれのお子さんのペースに合った物やタイミングを身近にいるお母さんがその時々見極め、与えてあげることが重要になってくるとは思います。

 

 

たまにはジャンクフードの絵本も良いですがね…。あくまで「たまには」の、良いさじ加減は ちゃんと はかっておきましょう。

 

いつ、なにを、どれだけ受け取ったかによってその後の人生での生き方だったり、思考だったり、情緒や情感だったり、ありとあらゆるところでお子さんの人生にとって絵本が少なからず影響してくることは否めません。

(かと言って、あまり気負わないで下さいね。お子さんと一緒に絵本に親しみつつ楽しんで欲しいなと思います。)

 

うちの子へ絵本を読み聞かせているときに「わ~懐かしい!この話し覚えてる!覚えてる!」と、何度も何度もハッとさせられたり、読んでる途中で気付く事があったり、大人になるとただ忘れているだけで母親が絵本を読んでくれているあたたかな記憶も一緒に甦ってきたり、記憶の何処かにはちゃんと残っているな~と、よくよく感じます。

子供のころ読んだり、読んでもらった絵本って、忘れているようで忘れていなくて、実は大人になった誰もが自分の心の中に眠っています。

そのとき特に心に残った絵本なんかは表には際立って目立つことはないけれど、記憶の何処かには確実に残されています。

その為、自分が気が付いていないだけで少なからず、自分の人生のどこかしらで絵本の影響を受けていてもおかしくないはずです。

 

言い過ぎかもしれませんが…

絵本が人格を作っていると言っても過言ではありません。

 

幼稚園や保育園の先生に読んでもらった記憶よりも、大好きなお母さんに読んでもらった絵本の記憶のがより心に強く残りますし、いつか自分が大人になって親となった時にまた実体験から子供に自然と同じようにしてあげられるかもしれません。

 

特に昔から読み継がれている絵本は昔から今もずっと読み継がれているだけあって、やっぱり良質な物が多いのは事実です。

(ここは、日本の物に限りません。)

 

先人達の有難い叡智の塊

と、言ってもいいでしょう。

 

しかし、、、

 

昔話なら何でも良いと言うわけではなく、そこは良質な絵本を最終的にお母さんご自身で、よくよく見極めて頂きたいと思っております。

 

そのため、、、

 

我が家にある絵本や実際に読んでみて良い!と思った絵本だけを感想を交えながら今後も紹介し続けて参りますので是非、絵本選びの参考にして頂けたら幸いです。

(まだ記事数は少ないですが、優良な記事をアップして参りますので宜しくお願いします。)

 

 

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